羽民国
かつて造船技術に秀でた島嶼国であり、現在は飛行船の建造技術に秀でた国となる。建造された飛行船の性能だけでなく、それを操船する飛行船乗りの技量も優れていることで知られている。
青丘国
領土や資源に恵まれた島嶼国であり、飛行船を飛ばすためのヘリウムガスの産出国。西方世界が仕掛ける植民地戦争において、もっとも激しい攻撃を受けた。
黒糸国
小さな島嶼国でありながら、島嶼国最強の騎兵隊を有する。
軟式飛行船
気球から発展した飛行船。船体の大半がエンベロープと呼ばれるガス袋でできている。重量やコスト面において優れる一方、浮揚ガスの調整と飛行姿勢のコントロールが難しい。
半硬式飛行船
エンベロープに竜骨を組み込むことにより、船体や飛行姿勢を安定させたタイプの飛行船。船体重量を増やすことなく柔軟な設計と大型化が可能。
硬式飛行船
船体骨格をアルミ合金などで構成し、ピアノ線でそれぞれの骨格を結ぶことによって船体強度を大幅に向上させたタイプの飛行船。船体が超重量になる欠点があるが、それを補う大型化と高速運用が可能となる。
エンベロープ
飛行船の大半を占める構造物、浮揚ガスを充填するガス袋。半硬式飛行船や硬式飛行船においてはガス袋を分割して船内に配置する方法がとられる。